臨床支援課からのお知らせ “患者さまファースト”の当院のモットーを実践していくために、院長のリーダーシップの下、新部署“臨床支援課”が2021年6月1日よりスタートしました。
不束者ではございますが、私 寺田有希が主任を務めさせていただくことになりましたので、この場をお借りしてご挨拶させていただくとともに、私たちクラーク(医師事務作業補助者)の業務をご紹介させて頂きます。
クラークは、医師が臨床診療に専念できるように医師が行う事務的な業務をサポートする事務スタッフです。
当院では外来診療や入院患者さまの病状説明の際に、医師が患者さまやそのご家族と目と目を合わせた対応ができるように、クラークが電子カルテの代行入力や必要書類等の準備を行います。
また、患者さまとそのご家族が、医師とコミュニケーションを取れるように面談のスケジュール調整もさせていただいております。
医療クラークは、1920年代にアメリカで産声を上げ、1970年代にはその業務内容も確立されました。日本では2008年に制度が定義されたばかりで、未だ黎明期の職種です。
日本国内においてクラークが国家資格(臨床支援士)として確立されることを目標に、NPO法人日本医師事務作業補助研究会が活動しております。
この度、日本医師事務作業補助研究会 大阪支部の世話人を僭越ながらも拝命いたしました。
クラーク業務の日本での発展に、微力ながらも参加させていただけることに感謝するとともに、研究会での意見交換会や勉強会を通して、当院におけるクラーク業務の標準化を図りながら、日々の業務に生かしていきたいと考えております。
患者さまと医師のコミュニケーションが十分図れるようにがんばって参りますので、ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
2021.7.7
臨床支援課 主任 寺田有希