手術実績

岩崎名誉院長(元北野病院主任部長)の執刀の元、三叉神経痛微小血管減圧術、顔面痙攣微小血管減圧術を積極的に実施、開始しています。

微小脳血管減圧術において、当院では安全に手術を実施するため、手術前にCTによる造影検査を実施し、手術野に露出する横静脈洞からS状静脈を確認して、その上で開頭を実施します。

 

三叉神経痛への微小脳血管減圧術について

 


[造影CTによる横静脈洞からS状静脈]

 


[実際の開頭部分]

 

術中は検査部の参加の下、ABR monitorを実施します。
これにより、手術部分近傍のもっとも弱い顔面神経や聴神経への圧迫や損傷を未然に防ぐことができます。

 


[検査部による術中ABRモニター風景]

 


[顕微鏡下手術風景 岩崎 名誉院長 執刀 佐々木 院長 第1アシスト、森田Dr 第2アシスト]

 


[術中写真]

 

顕微鏡下で三叉神経痛の原因となっている三叉神経の脳幹からの出向部(LEZ)を圧迫している上小脳動脈SCA(赤丸)を確認します。

 


[術中写真]

 

この圧迫した血管を三叉神経から丁寧に外します。
そして圧迫部をしっかり解除します。(赤丸)
そして生理的組織接着剤を使用し、この血管の別の部分を硬膜に接着(黄色◯)して先の解除した状態を安定させます。
こういった手法をTrans position法と言います。
もっとも再発率が少ない手技ですので当院では岩崎 名誉院長のご指導のもと、優先的に実施しています。

 

 

なお、この症例においては不安定のため、念のため、圧迫血管と三叉神経の間にスポンジ(緑◯)をおく、interpositionという手法を合わせて追加しました。

 

 

Trans positionでは専用の微小キット(青◯)を使っています。
指で抑えてるところを押すと微量の生理的組織接着剤が出ます。深い術野にも入ります。

これは当院の岩崎 名誉院長が独自に開発され、広く普及しています。

 


[MRI写真 術前]

[MRI写真 術後]

 

術前MRI検査での圧迫(赤丸)が術後解除(青◯)されています。

 

顔面痙攣への微小脳血管減圧術について

顔面神経の近傍に聴神経があり、術中のABRモニタリングを正確に実施することで聴神経への損傷を最小限にする必要があります。

 

術中に熟練した検査技師によるABRモニターにより、手術操作による聴神経へのダメージを予見し、必要時は手術操作を一旦休止して聴神経の損傷を回避します。

 


[顕微鏡下手術風景 岩崎 名誉院長 執刀、佐々木 院長 第1アシスト、森田Dr 第2アシスト]

 


[術中写真]

 

顕微鏡下で顔面痙攣の原因となっている顔面神経の脳幹からの出向部(LEZ)を圧迫している椎骨動脈(赤丸)を外し、さらにその奥で圧迫していたもう一本の後下小脳動脈(赤丸)を確認し、慎重に外します。

 


[術中写真]

 

出向部(LEZ)を圧迫していた椎骨動脈(赤丸)、後下小脳動脈(赤丸)を完全に外し、生理的組織接着剤を使用してこの血管の別の部分を硬膜に接着(黄色◯)して先の解除した状態を安定させます。
これにより出向部(LEZ)が完全に解除(青丸)されています。
こういった手法をTrans position法と言います。
もっとも再発率が少ない手技で当院では岩崎 名誉院長のご指導のもと、優先的に実施しています。

 

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