内頸動脈錐体骨部の狭窄(写真2-赤丸)による症状性脳虚血発作の患者様に対し、最先端治療wingspan stentを実施しました。
[ 術前内頸動脈錐体骨部狭窄部位 ]
まず狭窄部を4m mマイクロバルーンで拡張(下写真 赤丸部分)します。
[ 4mmマイクロバルーンによる血管拡張 ]
その後に最先端治療デバイスであるwingspan stent を血管内に留置(下写真 赤丸部分)します。
[ Wingspan stent の留置 ]
最終的な血管造影で安定した血管拡張(下写真 赤丸部分)が得られ手術を終了しました。
[ 術後血管拡張が安定した内頸動脈 ]
また今回の手術においては同じ坂井 信幸 先生(神戸医療センター中央市民病院)の門下生のご縁のある浅井 克則 先生(大阪大学関連施設の大阪脳神経外科病院所属)にご指導に来ていただきました。