🌟学術部門からのお知らせ🌟
〜第26回日本心不全学会学術集会にリハビリ部で発表参加しました〜
10月21日~10月23日の3日間奈良県で開催された日本心不全学会学術集会にリハビリ部門で佐藤祥太理学療法士(札幌医科大学での神経移植リハビリ研修以後初)が参加させていただきました。
テーマは、“慢性期脳卒中片麻痺を併存した心不全症例への運動療法とリスク管理の実践“です。
会場では医師・看護士・薬剤師など多様な職種にご意見もいただき大変有意義な機会となっています。
脳卒中と循環器疾患の関わりは非常に近接した領域であり、近年は「脳卒中と循環器克服5ヵ年計画」が提唱されており今後双疾患を併存した症例への対応が必要になると感じており部門全体で知識を向上させています。
心不全学会は文字通り「心不全」について医師を中心に多職種で議論し合う学会になります。多職種で疾患に対しての連携が非常に取れている領域であり、多様な症状を来たす「脳卒中」においてもとても必要なことだと大変勉強になり、今後の脳卒中リハビリ治療にフィードバックして役立てていこうと考えています。
今回の学会への参加経験を活かして、脳卒中後の心不全所見や脳卒中と循環器疾患のリスクや運動療法を中心とした予防・啓発活動を地域の皆様にお届け出来ればと思います。
藍の都学術部門では、リハビリだけでなく、看護師、医療クラーク、医師も積極的に学会等への発表や国内研修を推進しています。
文責 リハビリテーション部 理学療法士 佐藤祥太