脳梗塞や脳出血などの脳卒中疾患を発症した患者様は全身の動脈硬化が既に大きく進行していることがあります。
このため、当院循環器診療(山平 浩世 部長)や、大阪市総合医療センター循環器チーム(当院 土曜日に特別外来を実施いただいています)の検査で判明することもあれば、脳血管内手術治療の折に合併症として発生することもあります。
この解離においては循環器カテーテルチームによるステント治療が有効で、短時間で実施できるうえ、後遺症が少なく安全性が高い特徴があります。
[大腿動脈の解離部分(赤丸)]
[ステントを留置(赤丸)]
[ステント治療後に血流正常化した大腿動脈]