放射線部

放射線部

MRI検査 平成27年5月11日2台目MRI装置稼働、即日検査可能

MRI検査とは

・MRI(磁気共鳴画像)とは、強力な磁石(3.0テスラ)を使用した検査です。
撮影の時は、トンネルの中に入って、大きな音のなかで検査をします。(大きな音については、ヘッドホン等を用いて軽減します。)
撮影時間は検査部位により異なりますが、およそ15~30分です。
放射線ではなく磁力を使用しているため、通常、人体には影響はありませんが、手術などで体内に金属がある方や、金属などを体に身につけていると,場合によっては検査が施行でません。

・当院では平成23年7月に最新MRI装置(3.0T)を新規導入し、現在は高性能MRI装置が1台稼動しています。(平成27年5月11日より2台目最新式MRI1.5Tの稼働により、即日MRI検査可能となりました。)
MRI装置には最新の技術が使用されており、全ての領域で鮮明な画像を作成することができ、診断に有用な情報を提供することが可能です。

MRI検査でわかること

・脳梗塞、脳出血、脳腫瘍、脳動脈瘤などの発見。
・椎間板ヘルニア、脊椎間狭窄症、脊髄腫瘍、先天性奇形、外傷(脊椎・脊髄損傷)など。

MRI検査の注意事項

1.下記の方はMRI検査を受けることが出来ません。
・心臓ペースメーカーを埋め込んでいる方
・磁性体の脳動脈瘤クリップを使用している方
・人工中耳、人工内耳の方(金属性のもの)
2.下記の方はMRI検査を受けることが出来ない場合がありますので、事前にご相談下さい。
・血管内治療用ステントを留置されている方
・妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方
・マグネット式の義歯を使用している方(磁力が落ちる可能性があります。)
・入れ墨、まゆ墨をされている方(熱傷や色が崩れる可能性があります。)
3.下記の物は検査に支障をきたすので検査室へは持ち込まないようにお願いします。
・磁気カード(銀行カードなど)、時計、携帯電話等(データ消失、故障につながります。)
・ネックレス、ピアス、ヘアピン、指輪、眼鏡等の装飾品
・エレキバン、カイロ、湿布等(火傷や画像の乱れを引き起こす可能性があります。)

MRI検査を受けられる方へ

・検査中はベッドに寝ているだけで終了します。
ただし、検査部位は動かさないようにお願いします。
・手荷物などに関しては、鍵付きの専用更衣室を設けておりますのでご安心ください。
・緊急時あるいは検査の都合により、順番が前後したりする場合がありますのであらかじめご了承下さい。

CT検査

CT検査とは

・CTとは、コンピューター断層撮影法(Computed Tomography)の略です。
身体にエックス線を照射し、通過したエックス線量の差をデータとして集め、コンピューターで処理することによって身体の内部を画像化する検査です。

・当院で使用しているCTは、一回の撮影で同時に複数の輪切り像が得られる最新型マルチスライスCTスキャナーです。
得られた輪切り像から精細な立体像を作ることも可能です。
この検査は、頭から足の先まで全身に対して有用で、高速で画像データを収集する事ができる装置ですので、より鮮明な画像が得られ、短時間で撮影ができます。

特徴

・検査中はMRIと同様に寝ているだけで終了します。
胸部、腹部など検査部位によっては、息止めをしていただく場合もあります。
・痛みがなく体内の構造を知る事ができます。(ただし、検査部位によっては造影剤の注射をさせていただく場合もあります。)
・骨(骨折や骨病変)・石灰化病巣や気体の存在診断にも適しています。
・金属や動き(呼吸や体動)などによりアーチファクト(画質の劣化)が生じます。

造影検査について

・CTやMRIで場合によっては造影剤というお薬を使用することがあります。

・造影剤とは病気の状態を鮮明に描き出す為の服薬や注射です。
造影検査を併用することで、血液の流れのほかに、それをもとに血管を描出させたり、病巣などがわかりやすくなり、より明確な画像診断が可能となります。
お薬は静脈注射で注入しますが、注入速度を速くするため採血時の針より太目のものを使用させていただきます。
薬が血管外にもれないように十分確認させていただきますので、痛みがあるときは遠慮なく担当看護師・担当技師にお伝え下さい。

・造影剤の使用にあたっては、担当医の説明のもと患者様が納得し同意を得たうえで検査を行います。
また、当院ではスタッフ一同細心の注意を払って実施しておりますのでご安心下さい。

造影剤による副作用

一般のお薬と同様に造影剤にもごくまれに副作用が起こります。
(気分が悪い・くしゃみが出そう・体にかゆみが出た)などの症状が現れましたら、すぐにスタッフにお伝え下さい。
その場合はアレルギーを抑える薬を使用し対処いたします。
また下記の症状にあてはまる方は造影剤を使用できない場合があります。

・喘息がある方
・アレルギー体質の方
・腎機能障害がある方
・今までにヨード系造影剤(CT)、ガドリニウム系造影剤(MRI)を使って気分が悪くなったり、じんましんが出たことがある方

造影検査終了後

造影剤はもともと体には必要のない物なので、すぐに腎臓に集まり尿となって排出されるため、造影剤を少しでも早く尿として体外に排泄するように、通常よりもコップ2~3杯ほど多くの水分を摂取してください。
通常24時間後には、注入した造影剤量の95%が排泄されると言われています。
まれに検査終了後、数時間~数日後に副作用のような症状(吐き気・息苦しさ・発疹・かゆみ等)がでる場合があります。
その場合は早めに当院へ御連絡ください。

なお検査終了後は通常の生活をして差し支えありません。
食べ物や飲み物に制限はありませんし、入浴も普段通りで大丈夫です。

〒538-0044 大阪市鶴見区放出東2丁目21番16号
TEL:06-6965-1800

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