NEURO®

脳卒中最先端リハビリテーション『NEURO®

NEURO®とは、NovEl Intervention Using Repetitive TMS and Intensive Occupational Therapyと、(NovEl Intervention Using Repetitive TMS and Intensive One to one training)の総称で、経頭蓋磁気刺激装置(以下、TMS)研究の世界的権威である東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座の安保雅博教授グループが世界に先駆けて考案した、脳卒中後の上下肢運動麻痺や高次脳機能障害等に対する革新的治療方法です。

NEURO®は、TMS治療と並行して集中的なリハビリを行うことで、運動機能等の回復をより長期的なものにしようとの考えから開発された治療方法です。現在、日本ステミュレーションセラピー学会認定施設のみ提供できることになっています。当院は2019年4月より、上記2つのNEURO®が施行施設の認定を受けました。

TMS(経頭蓋磁気刺激)治療とは、コイルを用いて、頭の外側から大脳局所を磁気刺激し渦電流を利用する治療法です。患者様は安静にしているだけで、痛みや苦痛をほとんど伴うことはありません。TMS治療は、障害により生じた脳機能のアンバランを修正するものであり、患者様の症状に合わせて磁気刺激の部位や回数などを変え、障害をうけた脳機能が活発に起きるようにする治療です。これは、新しい概念である『ニューロ・リハビリテーション」の概念に基づき、脳のもつ回復力を最大限に引き出そうとする治療方法として、世界的にも非常に注目され確固たる治療法となっています。

TMS(Transcranial Magnetic Stimulation)経頭頭蓋磁気刺激について

リハビリで脳が変わる〜その①

Nude博士らが1996年に『脳損傷後の可塑性理論』において「リハビリで脳は変わる」と報告しています。「脳は環境に応じて最適の処理システムを作り上げるために、よく使われる神経回路の処理効率を高め、使われない回路の効率を下げるという現象」があります。残存している神経回路で新しいネットワークを再構築するリハビリを脳損傷後に実施することで「脳は変わることができる」のです。
 しかし、「脳の可塑性」は良いことばかりではありません。運動麻痺などを一度起こすと日常生活においての使用頻度が著しく低下するため、脳損傷後の脳は「使われない神経回路」となりやすく、神経回路は減退していきます。正常側の脳は「使い過ぎる神経回路」となり、損傷側の脳にまでその興奮が伝わりすぎて、「悪い脳の可塑性」起こしやすくなります。

リハビリで脳が変わる〜その②

TMS( Transcranial Magnetic Stimulation:経頭蓋磁気刺激)は、損傷側大脳半球に高頻度TMSを使用すると損傷部位を興奮させることで脳神経細胞の萎縮を防ぐ効果があり、正常側大脳半球に低頻度TMSを使用し、興奮しすぎた正常大脳半球の興奮性を低下させることで痙縮や疼痛の改善に効果があるとされています。
TMSは「良い脳の可塑性」を起こしやすい土台を作るために有効な手段です。そして、積極的なリハビリテーションと併用することで、今まで到達できなかった機能回復を起こす可能性を秘めています。運動麻痺のみならず高次脳機能障害や失語症など幅広い臨床応用が期待されている脳卒中リハビリテーションの最先端医療機器です。

低頻度TMS(抑制)の原理

TMS治療+集中的リハビリの入院治療

【治療有効な後遺症】

すべての後遺症に対し効果がみられるわけではありません。当院の治療法によって効果が期待できるのは、脳卒中(脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血など)が原因の運動麻痺(片麻痺)のみです。

【適応基準】

下記の項目を満たしている方を治療の対象とさせて頂いております。
外来受診にて下記適応基準に合うかどうか確認させて頂きます。

※手首を曲げないで指のグーパーができること。 少なくとも親指・人指し指・中指の3指が曲げたり伸ばしたりできる。 (全く力が入らない、手を握ったら離せない場合は適応外となります)

【入院スケジュール】

15日間の入院となります。

個別リハビリ、自主トレーニングの内容に関しましては、その方の回復段階や目標に応じて、担当療法士が随時対応させて頂きます。

お願い

TMSは安全性の高い治療方法ですが、ごくまれに副作用として痙攣発作が起こる可能性があります。治療効果に関しては症状によって差が生じることがございます。
当院では可能な限りTMSをご提供できるよう努力いたしますが、病状及び安全面の問題でお受けできないこともございます。ご理解の程よろしくお願い致します。

TMS治療、入院費用についてのご要望につきましては…
リハビリテーション部 唐渡・君浦までお願い致します。
詳しくはリハビリテーション部まで
TEL:06-6965-1800(代表)
FAX:06-6965-1600(代表)
Mail:reha@ainomiyako.net

〒538-0044 大阪市鶴見区放出東2丁目21番16号

日本脳神経外科学会専門医研修プログラム研修施設
  • 公益財団法人田附興風会 医学研究所 北野病院連携施設
  • 滋賀医科大学医学部付属病院関連施設
日本脳卒中学会認定教育病院
大阪府災害医療協力病院
 
9:00~12:00
(受付 8:45~11:30)
-
14:00~17:00
(受付 13:30~16:30)
--
<受付・診療時間>
 診療日  : 月曜日~土曜日(土曜日は午前中診療)
 受付時間 : 午前 8:45~11:30 午後 13:30~16:30
 診療時間 : 午前 9:00~12:00 午後 14:00~17:00
<面会時間>
 一般病棟:
  平日 午後14:00~20:00 / 土日祝 午前11:00~20:00
 SCU(脳卒中ケアユニット)・ICU(集中治療室):
  平日 午後14:00~15:00 / 午後19:00~20:00
PAGE TOP