杭州佐々木脳リハビリテーションセンター
所在地
中国 浙江省杭州市江干区九堡街道牛田450号 杭州九和医院 5階・6階
杭州佐々木脳リハビリテーションセンター 内装
[ 受付 ]
[ 談話室 ]
[ 病棟廊下 ]
[ リハビリテーションホール ]
杭州佐々木脳リハビリテーションセンターについて
私たち佐々木脳卒中リハビリテーションセンター(佐佐木脳康复中心)は、社会医療法人 ささき会の国際貢献活動として、中国に最新式の脳卒中リハビリ専門病棟を作ることを希望していた中国の和康集団と協力し、合作運営を行なっている病棟です。
佐佐木脳康复中心は、2019年7月に正式に病棟を開設してから1年半が経ちました。
藍の都脳神経外科から派遣されたスタッフの現地での主な業務として、
①杭州九和医院内で現地の看護師やリハビリスタッフへの、リハビリ看護やリハビリの指導を行う病棟運営
②自費患者さまへの直接的なリハビリテーションの提供
③合作会社である和康グループ内の病院や、地域の医師会へ、リハビリテーションに関する講演
などを行っています。
藍の都脳神経外科から派遣されたスタッフの現地での主な業務として、
①杭州九和医院内で現地の看護師やリハビリスタッフへの、リハビリ看護やリハビリの指導を行う病棟運営
②自費患者さまへの直接的なリハビリテーションの提供
③合作会社である和康グループ内の病院や、地域の医師会へ、リハビリテーションに関する講演
などを行っています。
たくさんの患者さまと出会い、業務を通して現地スタッフの成長を目の当たりにした1年半になりました。
この一年半の間には、本当にたくさんのことがありました。
まず大きなこととして、開設から半年過ぎで世界的な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行しました。
この一年半の間には、本当にたくさんのことがありました。
まず大きなこととして、開設から半年過ぎで世界的な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行しました。
私たちが駐在している浙江省杭州市においても、制限により駐在人を減らさなければならない状況になりました。
そのような中でも、日本人スタッフが途絶えることなく常駐し、中国の脳卒中患者さまへのリハビリテーションを行ってまいりました。
そのような中でも、日本人スタッフが途絶えることなく常駐し、中国の脳卒中患者さまへのリハビリテーションを行ってまいりました。
またサービス品質を維持するために、日本から中国にお住いの患者さまへオンラインでの、診察やリハビリテーション指導を行ったり、現地中国人リハビリスタッフへの勉強会などを開催してまいりました。
[ MagVenture社製 TMS装置 MagPro ]
新型コロナウイルス感染症の流行が起こる前には、日本の藍の都脳神経外科病院でも積極的に行っている痙縮治療のrTMS治療やボツリヌス治療を、杭州佐佐木脳康复中心においても積極的に実施してまいりました。
ボツリヌス治療においては、佐々木 院長が現地の外国人短期医師免許を取得し、合法的に施注を担当しました。
2019年12月までに合計30回の施注を実施しております。
コロナウイルスによる影響で国家間の移動に大きな制限があるため、現在は中断せざるを得ない状況ですが、たくさんの患者さまから再開はまだかとお問い合わせを頂いております。
2019年12月までに合計30回の施注を実施しております。
コロナウイルスによる影響で国家間の移動に大きな制限があるため、現在は中断せざるを得ない状況ですが、たくさんの患者さまから再開はまだかとお問い合わせを頂いております。
また、中国では導入の遅れている、脳卒中の装具療法なども、積極的に導入を行なっております。
[ 長下肢装具 ]
[ 短下肢装具(Gait Solution Design) ]
特に、長下肢装具を使用したリハビリテーションにおいては、中国では長下肢装具自体が見当たらず日本から機材を持ち込みました。
機材が一般的ではない環境のため、スタッフの中でも装具療法は根付いていませんでしたが、現地スタッフへの指導を熱心に行なった結果、現在では治療方法の一つとして採用されております。
藍の都脳神経外科病院での脳卒中医療で培われた経験から、チームとして患者さまをサポートすることが脳卒中医療やリハビリテーションにおいても非常に重要なことであると考えております。
中国国内のリハビリテーション事情からも伺えるように、筋力増強マシーンなどを使用した機能訓練に特化しているリハビリテーション病棟はたくさんありますが、患者さまの日常生活機能に着目したリハビリテーション病棟は少ないのが現状です。
中国国内のリハビリテーション事情からも伺えるように、筋力増強マシーンなどを使用した機能訓練に特化しているリハビリテーション病棟はたくさんありますが、患者さまの日常生活機能に着目したリハビリテーション病棟は少ないのが現状です。
チーム医療の重要性においても、この杭州佐々木脳康复中心にしっかり根付かせるために、現地看護師長である王智蕾看護師長(武漢の新型肺炎流行時に応援ナースとして派遣された英雄)と、看護部・リハビリ部が一丸となり、患者さまのADLについての病棟カンファレンスなども積極的に実施しております。
中国には、医療スタッフへの感謝の気持ちを示すものとして、『锦旗』という旗を送る習慣があります。
私たち佐佐木脳康复中心でも、この一年半の間にたくさんの旗を頂くことができました。
私たち佐佐木脳康复中心でも、この一年半の間にたくさんの旗を頂くことができました。
このような活動を通して、2021年1月からは合作病院では初めてのVIP専用病棟をOPENいたしました。
日本式リハビリテーション環境として、中国では導入されていないリハビリテーション看護や、時間制によるリハビリテーション環境を整え、病棟の細部にまでこだわり、当法人のDNAである患者さまファーストな環境を提供する病棟です。
日本式リハビリテーション環境として、中国では導入されていないリハビリテーション看護や、時間制によるリハビリテーション環境を整え、病棟の細部にまでこだわり、当法人のDNAである患者さまファーストな環境を提供する病棟です。
中国でお知り合いの方やご家族の方が脳卒中リハビリテーションでお困りの際は、中国浙江省杭州市の九和医院 佐佐木脳康复中心(佐々木脳卒中リハビリテーションセンター)まで是非ご相談下さい。
また、日本の皆さまへは中国スタッフの研修などでご協力をいただくことがございますが、なにとぞ宜しくお願い致します。
また、日本の皆さまへは中国スタッフの研修などでご協力をいただくことがございますが、なにとぞ宜しくお願い致します。